借金問題の無料相談なら

元利金等返済と元金均等返済

債務整理を受けられたとしても、自己破産での免責が認められない限り、債務が残ります。債務整理での減額後は、法的な力を持つため、必ず返済しなければなりません。

主に利用される返済方式として、2種類があげられます。毎月の返済額が同じ元利金等返済と、毎月の元金に対する返済額が同じ元金均等返済です。

元利均等返済とは、元金に対する利息を含めた上で、総額を返済回数で割った分が一度の返済金額になります。
そのため、返済当初は利息にかかる分が多くなってしまい、元金がなかなか減りません。ですが、返済するに連れて利息が減るため、返済額に対する元金の割合が多くなり、債務額の減少が早くなります。

一方、元金均等返済とは、利息を含めず、元金のみを返済回数で割った分が毎月の返済額になります。
はじめは元金による利息分が多くなり、その分返済額も高くなってしまうので注意が必要です。
ですが、毎月の元金の減額が一定ですので、債務にかかる利息が徐々に減っていき、最終的には毎月の返済額も少なくなっていきます。よって、元利金等返済よりも早い完済が見込めるでしょう。

このような手段を取る場合が多いようですが、上記だけに限らず他の方法もありますので、計画的に返済できるご自分に合った返済方式を選ぶようにしましょう。